忘備録    ツーリング 忘れ物帳

子供のころ よく忘れ物をする私は 明日学校へ持っていくものを
紙に書いて机の上に置いて寝ました。
この忘備録は 私のための メモリーブックです。

おーい ハンカチとティッシュ持ったかぁ〜


※ これらの道具は 必ず全部持っていかなければならないというものではありません。
ひとつの道具を沢山の用途に兼用し 持って行く道具を減らしたり 取り捨てすることが出来る者こそ ツーリングの そしてキャンプの達人なのではないでしょうか。

ツーリングや キャンプは 引越しではないのですから。。。

免許証 必帯
車検証・車両保険証 必帯
健康保険証 コピーでもよい
キャッシュカード・クレジットカード 必帯
現金 当然
携帯電話 充電器も忘れずに
眼鏡・コンタクトレンズ 該当者のみ
胃腸薬・絆創膏 必需品
ハンカチorバンダナ・ティッシュ 必需品
洗面具・風呂道具・タオル 必需品

地図 必需品 ツーリングマップルなど
コンパス 必需品 特に方向音痴の人には。
工具 車載工具の他 パンク修理道具 空気入れなど 予備のチューブもあれば心強い
使わなくても あれば心強い 保険のような性格のものでありますから 
あれこれ持って行きたいところですが 取り捨てするのも大事なことです。
ガムテープ なくても良いが あれば便利。芯を抜いて 平たく畳む。
針金 なくても良いが あれば便利。
カメラ・デジカメ フィルムやメモリーカード 充電器も忘れずに
三脚 あればすごく便利 簡易的なものでもあれば有効

快適に安全に走る為には やはりノウハウがあるのです。

ジャケット・パンツ 高機能のものが便利。ゴアテックス素材など防風で透侵防水素材などのものが
現在の主流。良いものは疲れが少なく 快適に過せます。バイクショップのものは 高価ですが 優れたものが多いです。服装はファッションに通じる部分なので 
自由だとおもいますが ばたつくものなどは 走行に支障をきたします。 


雨具 上着よりひとまわり大きいものが必要です。かさばる上着 レザージャケットなどは 特に注意が必要です。私は荷物軽減の為にも 防水の高機能ジャケットを着て 雨具を省略することにしています。


インナーウェア ツーリングは一日で気温の差が激しい場所の移動の繰り返しです。
停車していると 暑いくらいでも 走り出すととても寒く感じる場合も多いです。
アウターウェアだけでは 対処しきれないので 夏場であっても北海道などでは 薄いフリースなどを持っていくと重宝します。


アンダーウェア・靴下 バイク用品ショップには 高機能下着も置いています。
水分を吸って発熱して暖かくなる下着や 汗を発散させて蒸れにくい下着など多彩です。
かさばるものではないので 多めに持っていくとよいでしょう。
長期ツーリングなら 洗濯したとき乾きやすいことも重要です。


グローブ いわゆる手袋です。皮革素材 化学素材 いろいろですが 
革は濡れると型崩れしたり 色落ちしたりしますから 注意が必要です。

強度も昔のように革が一番ということはなく 化学素材の方が 
ケブラーなどを芯に使っていて はるかに強いです。

ゴアテックス素材のものもあって 防水性をアピールしています。
疲労軽減の為にも安全性の為にも 装着をおすすめします。

手の甲にパットのあるものなどは 転倒時かなりの防護効果があります。
ショップで選ぶときは 店員のアドバイスをよく聞くことが重要です。
私は 少しゆったりめのものを選びます。
きつすぎると だんだん締まってきて 手の血行が悪くなり 疲れやすく また
運転操作などに支障をきたすことがあります。

昔ながらの皮革製品は 手に馴染みやすく ワイルドな風合いが捨てがたく 魅力的です。
ビンテージバイクや アメリカンバイクなどに よく似合います。


ブーツ ワークブーツ・トレッキングブーツ・スニーカー・ツーリングブーツ・オフロードブーツなど
オン オフ スクーター と車種に合うブーツがあって それぞれ機能にあわせて
短所長所がありますが 防護性ならごつくて鉄板の入ったオフロードブーツが一番です。
ただしオフロード車に乗るとき以外で履いていると ちょっと大げさで似合いません。

バイク用はそれなりの値段がしますが やはり専用品は値段なりの機能と
実用性を持っています。

ホームセンターで売っている安全靴など 最近はデザインもブーツタイプの格好いいものなど 使えそうなものもあって 狙い目かもしれません。

安全靴はつま先に防護用の鉄板や樹脂のガードが入っていて 安全性に配慮しています。

ツーリングブーツのなかには 防水性を重視したものもあり ゴアテックス素材のものなど 透侵防水性能の優れたモデルが注目を集めています。


室内着 アウトドア派 インドア派 どちらも必要です。
バイクウェアで宿泊先をうろうろするわけにはいきません。
薄いジャケットとか スエットパンツなど あると便利ですね。

私の道具選びは なによりも実用性を重視します。

キャンプツーリングの道具

テント 現在のツーリングテントは自立式のドーム型が主流です。

テント素材やタープ素材は ナイロンタフタやリップストップ 時として ゴアテックス
などの化学素材が使われています。

テントの防水表示は 高ければ高いほどよいというものではなく 防水性が高ければ通気性が悪くなります。また 柔軟性がなくなってゆきます。
理想は フライシートが防水性優先 インナーテントが通気性優先というのが 良いようです。

また 色の選定も大事なポイントです。
赤色は 日中テント内では 目がチカチカして疲れます。また興奮色なので 落ち着かないと思います。

黄色は 虫の好きな色なので 虫を寄せ付ける効果があり テント内に虫が入り込んでえらいめに遭うことがあります。

私の愛用テントは アースカラー系のグリーン ブルー グレィなどの配色のものです。


ポールはアルミ(ジュラルミン)か グラスファイバーが使われていますが どちらも一長一短あります。

アルミポールは軽くて丈夫ですが、ある一定までしか曲げることが出来ず アールの大きな弧を描く骨組みを作るには 工夫が必要です。具体的に言うと 大きな曲げが必要な時は 部品の一部に直角なものを加えたりして補います。
ジョイント部分は力がかかって弱くなるし 重量もかさみます。

一方 グラスファイバー製のポールは 曲げに強く比較的自由なアールを描いて 大きな弧を作ることが出来ます。
短所はアルミのものより重いこと 経年変化に弱く数年で腰が抜けて へなへなになってしまうことなどです。またアルミのものより安っぽい感じがあります。


バイク用としては 軽くて横幅の短いものが積載性で有利です。。
また ブーツなどの収納場所を考えると 前室や後室などのスペースがあったほうが 使い易いです

登山用テントは軽くて収納も小さくなり理想的なように思えますが バイク用としては
シンプルすぎて前室がないとか 背が低く窮屈だとか 高価であるとか やや不満は残ります。

やはりツーリング用に使うには 収納したときの幅の短さ 
収納袋の使いやすさなど バイク用テントに一日の長があります。

購入する時は 定員表示に注意してください。
通常使う人数のプラス一人分多い表示のものを選ぶと 快適に使えます。
たとえば一人で使うなら二人用 二人で使うなら三人用というふうに選ぶと
荷物の置き場も出来て 窮屈な目をしないですみます。

キャンプが済んで帰宅したら テントを干します。
カビをはやさないことが 長持ちさせるコツです。
ポールのジョイント部分に入り込んだ 土や砂を取り除くのも大事なことです。

 シュラフ いわゆる寝袋。封筒型 マミー(ミイラのこと)型と2種類あります。同じ大きさなら かさばる封筒型より マミー型のほうがツーリングには人気があります。

アウター素材はナイロン繊維を使い 縫込み方で ボックス型や瓦型など 中綿を効率よく収める技術を使って工夫されています。
インナー(中綿)素材は 化学繊維で中空構造の マイクロ繊維を使ったもの(空気を繊維内に取り込む為に 断面がレンコンのようになったものや チューブ型になったものなど=保温性のため)
また天然素材のダウン(ガチョウの綿毛)やフェザー(羽)を使ったものなどもあります。

化学繊維のものは 自分で洗濯が出来て メンテナンスが楽です。
値段も天然素材のものより 比較的安価で 品数も種類も多く 選択肢が豊富です。
 
一般に天然素材のものは 汚れたときなどの扱いが難しく 洗いにくいといわれていますが 全く不可能というわけではなく 専用の洗剤を使って 手洗いなどして慎重に扱ってやれば 洗濯も可能です。
化学繊維に較べて 比較的 保温性に優れている為 同じ重さなら ダウンの方が軽く暖かいです。しかし高価なことも事実です。

マミー型はファスナーの位置と 長さも注意が必要です。
下までの長いファスナーは 開放的で扱い易いですが ややかさばり重さもやや増えます。
ファスナーの短いもの また極端なものはファスナーがないものなどは前者に比べ 保温性がよく より軽量ですが 窮屈な面もあります。

ファスナーはサイドのもの センターのものなどがあります。
サイドファスナーのものは 横向けに寝たとき ごつごつして寝にくいこともあります。

またシュラフの長さにも注意が必要です。
モデルによっては 長いもの短いものなど 色々なものがあって 自分の身長にあわせて モデルを選ぶようにしましょう。

中綿の量によって耐寒性が違い 3シーズン用 夏用 厳寒期用など 自分の使うフィールドの
最低温度で選ぶのも大事です。

私が使っているのは マミー型の センターファスナーで 瓦縫い ダウン素材のインナー の3シーズンと サマー用の二つ持っています。

ダウンインナーのものは 化学繊維のように たたんで収納しなくてもよく、むしろくちゃくちゃに押し込むのが正しい収納方法です。。

キャンプが済んで帰宅したら すぐにシュラフを干して水分やにおいを取ります。
干し終われば 大きめの袋に入れて保管します。


ストーブ コンパクトストーブ いわゆるバーナーとかコンロとかいわれるものです。ガソリンストーブ ガスストーブなどが現実的です。

とても趣味性の強いガソリンストーブですが 火力が強く低温でも火力が落ちにくく バイクの燃料が使えるモデルもあり 万能のようですが 短所は扱いがやや難しく上級者向きなこと 比較的重量があってかさばること マメなメンテナンスが必要なことなどです。自動車で持っていくなら これほど頼りになる道具はないでしょうね。

ガスストーブのモデルは 軽量コンパクトなモデルが多く なかには胸ポケットに入るくらいの小さなモデルもあります。
火力も現在の新しいモデルの中には ガソリンバーナーを軽く凌ぐものもあり 昔のようにガスが初心者向けということはないのです。

ガスストーブには2種類あって 燃料ボンベが専用のカマボコ型のモデルと カセットコンロ型のものがあります。
専用のボンベは 登山用品店や一部のホームセンターなどで手に入りますが 地方で突然入用になって捜すとなると なかなか見つからない場合があります。

その点カセットコンロ式のものなら どこでも燃料ボンベが入手しやすく安価でもあります。
ただしカセットコンロ式のモデルは 現在、種類が少なく 選択肢が少ない悩みがあります。

1〜2泊くらいのショートツーリングなら どのモデルでもかまわないと思いますが 長期間のキャンプツーリングなら ガソリンモデルか カセットコンロ式のものが有利かと思われます。

コンロのゴトク部ですが(鍋などを受ける上の部分)羽が3本のものと 4本のものがあります。
3本のものは 鍋が滑り落ちたり フライパンをひっくり返したりしやすく ちゃんと料理をするなら 4本のものを使うほうが安全に確実に料理に専念できます。

趣味性の強い世界なので 選択肢はいろいろですが 私が愛用しているのは 生産国不明のカセットコンロ式のものか 専用ボンベ式の(プリ○ス製)の高カロリーバーナーに 怪しいアダプター(カマボコ型ボンベのモデルをカセット式に変換するアダプター)を装着して使っています。
ブロス流の道具選びは 実用性重視が一番の選択基準になっています。


ランタン キャンプに明かりは必需品です。電気式 ガソリン式 ガス式 ローソクなどがあります。
電気式は 蛍光灯式 電球式 LED式などがありますが 使い勝手 連続使用時間 コストなどを考慮すると これからはLED式が主流になると思われます。
蛍光灯式 電球式などは 一晩使うとバッテリーがなくなってしまい 不経済です。

ガソリン式は バイク用に使うには かなり大きくかさばって 使いづらいように思います。ただし パワーのある分明るく 多人数で使うには優れていますから 一台で複数人数をまかなうには 良いかもしれません。
扱い方は上級者向きで やや難しいです。
また 発光部分(マントル・消耗品)が壊れやすく 交換部品も用意が必要です。

ガスランタンは ガスボンベ式とカセットボンベ式がありますが 原理はほぼ同じものです。コンパクトでソロツーリング向きです。
扱いはガソリンランタンよりずっと簡単ですが マントルの扱いは ガソリンランタンと同じで注意が必要です。

ブロス流はライターのような 充填式のガスランタン(某社Gストーブ)を愛用しています。カセットボンベで充填でき ボンベは引き続きストーブ用に使うので 一石二鳥です。

テント内では火の気は厳禁です。ですから 外でも中でも両方使えるランタンは 電池式だけなのです。
これからLED式の優れたランタンが どんどん出てくると思われます。
実用だけを考えると 電池式(LED)になりますが 火を使う明かりのよさも捨てがたく 切捨てできないことが 悩みでもあります。


マット 空気を入れて膨らますエアマット  発泡ウレタン製の銀マットなどがありますが エアマットは畳むとコンパクトになるものの 穴が空くと使い物にならなくなるなど 耐久性にやや難があります。
銀マットは安価で軽く 使い勝手も良いものですが かさばるのが難点です。
どちらも一長一短ありますね。
私の愛用品は もう3年くらい使い続けている銀マットです。

ブロス流キャンプでは もとは野宿が基本になっていますので マットなんて昔は使いませんでした。ふわふわの枯れ草の上に グランドシートを敷いて その上にテントを立てましたから マットなんて使わなかったのです。
ガサツなもので それで充分でした。
逆にテントなしの青空野宿なら マットは必需品です。


調理道具 鍋釜 フライパンなど コッフェルのセットで間に合います。

本来調理器具は 家庭で使っているものが一番使いやすく 
大人数なら家庭用を持っていくのが 一番賢いやり方だと思います。

難しい調理をしないのなら 家庭用の鍋とふただけでも インスタントラーメン程度のものは作ることが出来ます。
ふたはあると無いのとでは 調理時間が全然違います。
是非 鍋にピッタリあうものを用意してください。

アウトドア専用のものは コンパクトで収納性を優先してあるため
使い勝手はイマイチのものが多く それを使いこなすのが 
キャンプの達人みたいな風潮があります。

とはいえ 家庭用はかさばるのが難点ですから かさばらない両手鍋や 
100均で売っている鉄製の小型鍋(フライパン)など 使えるものを発見して
持って行くのも 私の楽しみ方です。

フライパンは あるとないとでは大違い 料理のバリエーションが段違いに増えます。
かさばるので 取っ手が折りたためるものか取り外せるものが使い易いです。
或いは両方に小さな取っ手だけをつけた 中華なべ(広東鍋)もよいかもしれません。

ナイフなどは 釣具屋で売っている小型のものや 100均で売っている小出刃やアジ切りなどが使いやすく役に立ちます。

キャンプライダーを見ていると 調理しない人が多く コッフェルもお湯を沸かすだけに使われているのをよく見かけますが この際料理を覚えて炒め物など 簡単なものを作るなどしたら キャンプももっと楽しくなるので 是非挑戦してみてください。

カトラリー 箸 スプーンなどの他 長めの菜ばしがあると 調理するときに便利です。
調味料 液体調味料は 弁当に入れる醤油の容器など(うなぎのタレ入れとか)を幾つか使って小分けにします。塩 砂糖などの粉モノは 大きめのピルケースなどを使います。
油はチューブ入りのバターかラードを持参します。
めんつゆがあると 応用が利いて便利です。

積載

タンクバック 主に地図を収納し 走行中見る為に必要。大きなものは かなりの荷物も入るが 大きすぎるとハンドルに干渉するので 選定には充分な注意が必要。
取り付けは マグネットでタンクに貼り付けるものが主流ですが 非鉄金属のタンクには ベルト固定式や 専用固定金属のものなどを使う。
振り分けバック シート越しに左右に振り分けて載せるバック。サイドバックともいう。
昔 アメリカのカウボーイが 馬の背に振り分けて載せたバックが起源。
マフラーに干渉すると 熱で焼けたり 巻き込まれたりするので 装着には充分注意しなければなりません。

積載は 左右のバランスをとって 重さを均等に積まなければ 運転に支障が出たり 荷崩れしたりするので ここでも注意が必要です。。
シートバック リアシートに ベルトで固定するバック。わりと大きなものがあります。
ベースをバイクのリアシートに固定し そのベースにプラスチックバックルで接続し リアシートに固定させる。
外す時はバックルを外せば ワンタッチではずれ 使い勝手がよい。
リアバック
ハードケース シート後のキャリアにとり付けるプラスチックケースと サイドにキャリアを装着して 取り付けるサイドケースがあります。
人気はドイツのクラウザーか イタリアのGIVIに二分されます。

利点は防水性に優れ 丈夫で長持ち 倒れた時のプロテクターにもなる。
また鍵がかかるので  盗難にも強い。
ブラケットとBOX本体は ワンタッチで取り付け 取り外しができます。

短所は重いこと 幅が広いので すり抜け不可。また高価であること。

参考 自作リアBOX


以下 製作中

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